いずみの会 活動記録

板橋区泉町に計画された、ワンルームマンションを許さない住民運動です!

誰が儲かるの?『T&K TOKA』は板橋泉町の名を消した。

「仮称・ルーブル板橋泉町」?

    誰かが儲かるならまだ理解もできます。しかし近隣住民に日照、圧迫感などの多大な迷惑をかけるばかりで、どー考えても誰も儲かりそうもないのです。

   ワンルームマンション…主として駅近で幹線沿いの土地を買い取って、10階以上の高層建築により、1戸あたりの原価を抑えて建築し、資金の乏しい人でも手の届く販売価格を設定する。そこに需要が見込めるものと思われますが(実際は供給過剰)、この泉町の土地相当高かったらしいのです。

 広いというのもありますが、汚染された土壌を改良するのにかかった費用がとてつもなかったらしいからです。その費用は当然土地価格に上乗せされます。

 ここはT&K TOKA(旧称・東華色素化学工業、現在本社は埼玉県三芳町)という塗料メーカーの本社・工場があった場所です。古い住民ならここが塗料の混ざったどろどろした廃液を側溝に流し続けていたのを憶えています工場の解体後、汚染された土を掘り返し、ダンプカー何十台分の廃土を運び出しているのを近隣住民は複雑な思いで見ていました。

http://izumitaro.hatenablog.com/

 最近になって、T&K TOKAは、HPから板橋区泉町に本社・工場があった事実を削除!

 『いずみの会』では、ある区議先生にお願いして資料を入手しました。工場跡地の処理とは途方もなく大変そうです。きちんと処理したのだから、何も事実を消す必要はない。 

 そんなこんなで、この土地を買った業者はそうそう安い金額で分譲するわけにはいかないでしょう。ディベロッパーは、価格設定に悩むことになります。高ければ売れず、低ければ儲けは減る。『いずみの会』の試算では、どうやっても採算は合いません。『TFDコーポレーション』は戸数を減らせば儲けが減ると主張していますが、『いずみの会』の計算では、儲けはおろか戸数を増やすほど、経費がかさみ、損失が大きくなると出ています。

 この物件を買った人々(投資家=区分所有者、居住者から得る家賃収入でローンを返済する)がどうなるかは言うまでもありません。

miyamotoizmi.amebaownd.com