公務員はつらい その1
2回に渡って紛争調整委員会を開いていただきました。
板橋区役所・住宅政策課の方々は準備等大変だったと思います。ここでお礼を申し上げます。
しかしながら内容は惨憺たるものでした。
調整委員会(自治体によっては調停委員会とも言う)は紛争当事者両方に調整委員(専門家)事情を聴いてお互い歩み寄るよう調整するものです。
調整委員は一級建築士のK氏、弁護士のK女史、行政経験者のN氏(委員長)の3人でした。
いずみの会の要望はささやかなものです。敷地ギリギリではなくゆとりを持たせる、もしくは階数を減らす等です。戸数を増やせばこの業者が儲かるわけではなくむしろ逆であることはデータから明らかですから、かれらのためでもあるのです。
しかしこの調整委員の先生方のコメントが「?」だった。一部を紹介します。
建築士のK氏、(いずみの会に向かって)「業者が階数を減らすってことはまずないよー」
行政経験者のN氏、(業者に向かって)「40年以上もやってるんだ、問題なんかないよなあ。」
弁護士のK女史、(N氏の方を見ながら)「この事例は裁判を開いても勝てない、だからすべて委員長のNさんにお任せしています。」
両者公平に意見を聴く?なんか露骨なんですけど~ 私たちのヒガミでしょうか?
あとで調べたことですが、行政経験者とは板橋区役所の何らか役職についていた方で、要するにOB。現役の職員がこの方にもの言うのは難しいということです。