いずみの会 活動記録

板橋区泉町に計画された、ワンルームマンションを許さない住民運動です!

夜中の3時に工事!ドスンという音 

2月26日月曜日 午前3時ごろ

工事現場から、ドスンという大きな音。目を覚ました近隣住民が抗議。関電工のミスとわかる。関電工からは『いずみの会』に謝罪と事情説明の文書が送られて来ましたが、建設主のTFDコーポレーションからは何もなし。

 

4月3日火曜日

工事現場周辺をうろついて(?)写真を撮る男性。

作業着やスーツをではない、普通の私服姿。なんだろうと『いずみの会』メンバー(女性)が声をかけると、無視して行ってしまう。追いかけてさらに尋ねると、不機嫌そうに、道路拡幅のため電柱の位置を確認しているとの答え。どこのだれだったのか未だに不明。やましい事をしていないなら不機嫌になる必要無し。

 

4月7日土曜日

コンクリを打つ騒音が、定刻になっても止まない。いずみの会のメンバーが抗議したが、工事を強行

 

 

誰が儲かるの?『T&K TOKA』は板橋泉町の名を消した。

「仮称・ルーブル板橋泉町」?

    誰かが儲かるならまだ理解もできます。しかし近隣住民に日照、圧迫感などの多大な迷惑をかけるばかりで、どー考えても誰も儲かりそうもないのです。

   ワンルームマンション…主として駅近で幹線沿いの土地を買い取って、10階以上の高層建築により、1戸あたりの原価を抑えて建築し、資金の乏しい人でも手の届く販売価格を設定する。そこに需要が見込めるものと思われますが(実際は供給過剰)、この泉町の土地相当高かったらしいのです。

 広いというのもありますが、汚染された土壌を改良するのにかかった費用がとてつもなかったらしいからです。その費用は当然土地価格に上乗せされます。

 ここはT&K TOKA(旧称・東華色素化学工業、現在本社は埼玉県三芳町)という塗料メーカーの本社・工場があった場所です。古い住民ならここが塗料の混ざったどろどろした廃液を側溝に流し続けていたのを憶えています工場の解体後、汚染された土を掘り返し、ダンプカー何十台分の廃土を運び出しているのを近隣住民は複雑な思いで見ていました。

http://izumitaro.hatenablog.com/

 最近になって、T&K TOKAは、HPから板橋区泉町に本社・工場があった事実を削除!

 『いずみの会』では、ある区議先生にお願いして資料を入手しました。工場跡地の処理とは途方もなく大変そうです。きちんと処理したのだから、何も事実を消す必要はない。 

 そんなこんなで、この土地を買った業者はそうそう安い金額で分譲するわけにはいかないでしょう。ディベロッパーは、価格設定に悩むことになります。高ければ売れず、低ければ儲けは減る。『いずみの会』の試算では、どうやっても採算は合いません。『TFDコーポレーション』は戸数を減らせば儲けが減ると主張していますが、『いずみの会』の計算では、儲けはおろか戸数を増やすほど、経費がかさみ、損失が大きくなると出ています。

 この物件を買った人々(投資家=区分所有者、居住者から得る家賃収入でローンを返済する)がどうなるかは言うまでもありません。

miyamotoizmi.amebaownd.com

 

ワンルームマンション投資家のためのテキスト

miyamotoizmi.amebaownd.com

 不動産投資の場合、ネット検索ほどあてにならないものはありません。検索の最初に、ずらずらずら~っと、広告が並んでしまうからです。広告だとわかるものはまだいいのですが、投資に批判的な文言で惹きつけておいて、ずっとスクロールしていくと、『安全な』不動産投資のセミナーへのボタンが用意されていたりします。

 昨年発刊された、『週刊ダイヤモンド2017年6/24号』には、様々な事例が統計とともに載せられており、参考になります。『いずみの会』でも皆で読んで勉強しています。各地の図書館にもおいてあるでしょうが、買ってもたった710円、これもまた投資。

 まだダイヤモンド社にはバックナンバーがあるそうです。

 

 

大量のセメントが撒き散らされた!

住民を無視した工事開始。様々な問題を起こしています。 

12月22日、午後3時ごろ、杭打ちを強行する工事現場から、大量のセメントが撒き散らされました。

もし、セメントを吸い込んだらどうなるでしょう。以下Wikiからの引用

セメントは、水と反応すると水酸化カルシウムを発生させ、強いアルカリ性を示す性質がある。そのため、皮膚に対して刺激性、溶解性があり、硬化前のセメントが付着した状態が続くと目の角膜や鼻の粘膜、皮膚に炎症出血が起こる可能性がある(セメント皮膚炎)。

Wikiには皮膚に化学やけどを負ったある事故についての記述もあります。

その後もどうにか事態を収拾しようとするのか何度かやり直しをするため何度か水の混ざったセメントが撒き散らされました!

幸いにもこのとき工事現場周辺には、児童はひとりも通りませんでした。

あまりのことに、『いずみの会』メンバーが板橋区役所公害指導係のK氏に連絡、現場に来て下さったが、区役所の車と制服を見ると作業を中断して、急に静かになるのです。

作業過程を間違えたことは京王建設も認めています。しかしながら、舞い上がるセメントでベランダが真っ白になったお宅ありました。低層住宅街のど真ん中の工事では間違いじゃすまないのです。

怪我人が出てからでは遅いんだよー。

京王建設さん!。そして建築主の㈱TFDさん。やっぱりこの計画ムリでしょ?

キャタピラ車が住宅街を自走!

工事協定書も結ばれていないのに、工事が始まりました。

建築主 ㈱TFDコーポレーション(港区赤坂。同名の別会社があるそうなのでご注意)

建設会社 京王建設㈱

仮称「ルーブル板橋泉町」 ルーブル?ちょっとね~

周辺の道路は極めて狭くて一通も多い、工事用の特殊車両などかなり制限されます。

車両制限令なるものがあるからです。でも申請すれば簡単な書類一枚で特別に許可されるらしい。

これってザル?法律って何?

でもさすがにキャタピラ車を乗せられる車両は物理的に入って来られなかったらしい。

そこで、途中から道路を

自走!

中学校の前だよあんた!

板橋区役所土木部管理課さま、志村警察さま。これでいいんですかあああ!!!

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スカスカの回答

 再度質問状を出しました。その答えがすぐに返ってきました。残念!スカスカです。「お答えできません」という答え。答えられない、すなわち、ぐうの音も出なかったと解釈していいのでしょうか?

 また、過去の質問とあわせて後日、このブログにまとめてみようと思います。

公務員はつらい その2

 いずみの会のメンバーは、何かと板橋区役所5階の建築関係部署を訪問することが多い。

 調整委員会、業者との話合い、その他情報収集。

 時折目に付くのが、ダークスーツに身を包んだ一団、5-7人。黒いブリーフケースを提げて、ぞろぞろと無言で係カウンターにやってきて、なにやら書類を提示して話している。

 全員にこりともしない。威圧感ハンパない。

 応対する職員はカウンターの内側に1人。

 この黒服の一団。全員建築会社関係とのこと。どーして仕事なのに多人数で来る必要があるんだろう

 実は、私たちも『いずみの会』を結成する前に、集団で区役所に抗議しに行ったことがあります。こんな住環境を破壊するような計画に、少しも対処しない区に憤慨していたからです。でもこちらは高齢者と女性が中心。迫力なかったと思います(反省?)

 その時応対してくださった、某課のPさん(仮名)。「私つるし上げられちゃいましたよ~」などとぼやきながらも、たくさんのアドバイスとともに「あきらめずにやり続けることの大切さ」を私たちに教えてくださいました。

 Pさんありがとうございます!