キャタピラ車が住宅街を自走!
工事協定書も結ばれていないのに、工事が始まりました。
建築主 ㈱TFDコーポレーション(港区赤坂。同名の別会社があるそうなのでご注意)
建設会社 京王建設㈱
周辺の道路は極めて狭くて一通も多い、工事用の特殊車両などかなり制限されます。
車両制限令なるものがあるからです。でも申請すれば簡単な書類一枚で特別に許可されるらしい。
これってザル?法律って何?
でもさすがにキャタピラ車を乗せられる車両は物理的に入って来られなかったらしい。
そこで、途中から道路を
自走!
中学校の前だよあんた!
板橋区役所土木部管理課さま、志村警察さま。これでいいんですかあああ!!!
公務員はつらい その2
いずみの会のメンバーは、何かと板橋区役所5階の建築関係部署を訪問することが多い。
調整委員会、業者との話合い、その他情報収集。
時折目に付くのが、ダークスーツに身を包んだ一団、5-7人。黒いブリーフケースを提げて、ぞろぞろと無言で係カウンターにやってきて、なにやら書類を提示して話している。
全員にこりともしない。威圧感ハンパない。
応対する職員はカウンターの内側に1人。
この黒服の一団。全員建築会社関係とのこと。どーして仕事なのに多人数で来る必要があるんだろう?
実は、私たちも『いずみの会』を結成する前に、集団で区役所に抗議しに行ったことがあります。こんな住環境を破壊するような計画に、少しも対処しない区に憤慨していたからです。でもこちらは高齢者と女性が中心。迫力なかったと思います(反省?)
その時応対してくださった、某課のPさん(仮名)。「私つるし上げられちゃいましたよ~」などとぼやきながらも、たくさんのアドバイスとともに「あきらめずにやり続けることの大切さ」を私たちに教えてくださいました。
Pさんありがとうございます!
公務員はつらい その1
2回に渡って紛争調整委員会を開いていただきました。
板橋区役所・住宅政策課の方々は準備等大変だったと思います。ここでお礼を申し上げます。
しかしながら内容は惨憺たるものでした。
調整委員会(自治体によっては調停委員会とも言う)は紛争当事者両方に調整委員(専門家)事情を聴いてお互い歩み寄るよう調整するものです。
調整委員は一級建築士のK氏、弁護士のK女史、行政経験者のN氏(委員長)の3人でした。
いずみの会の要望はささやかなものです。敷地ギリギリではなくゆとりを持たせる、もしくは階数を減らす等です。戸数を増やせばこの業者が儲かるわけではなくむしろ逆であることはデータから明らかですから、かれらのためでもあるのです。
しかしこの調整委員の先生方のコメントが「?」だった。一部を紹介します。
建築士のK氏、(いずみの会に向かって)「業者が階数を減らすってことはまずないよー」
行政経験者のN氏、(業者に向かって)「40年以上もやってるんだ、問題なんかないよなあ。」
弁護士のK女史、(N氏の方を見ながら)「この事例は裁判を開いても勝てない、だからすべて委員長のNさんにお任せしています。」
両者公平に意見を聴く?なんか露骨なんですけど~ 私たちのヒガミでしょうか?
あとで調べたことですが、行政経験者とは板橋区役所の何らか役職についていた方で、要するにOB。現役の職員がこの方にもの言うのは難しいということです。
狂ったようにワンルームマンションを建てる人々Part2
ワンルームタイプ住宅。すごい数です。
いずみの会スマホ向けHPの『狂ったように…②』をご覧下さい。私たちが調べた数字が載っています。
ひたすらワンルームにこだわる建築会社。多いんですねー。中山道(国道17号)沿いにずらりと並んでいます。For Rent という瀟洒な文字といっしょに。
でもこうした幹線沿いはまだいい。ファミリー向けの住宅には少し騒がしすぎるし、車の排気ガスが子どもたちに良くない。駅至近のものは、忙しく働く単身者には必要です。
でもいくらなんでも作りすぎだと思いませんか?この5年に建てられた、駅歩6分以内の物件だけで700戸以上!
これに加えて泉町のような内陸(?)に、しかも213戸もつくるなんて、せっかく空いた土地がもったいない。ディベロッパーは、建築費を全額金融機関からの借入金でまかないます。利息も巨額。採算とれるのかな?
こうして造られた物件をさらにローンを組んで買う個人投資家。かれらの10年後が心配です。
狂ったようにワンルームマンションを建てる人々
https://miyamotoizmi.amebaownd.com/
スマホ用HPです。
詳しい数字は後日ここにて発表されるようですが、特にこの5年(2013-2017)に建てられたRC造が、それ以前の5年間(2007-2012)に建てられたものの3倍近くになるらしい(戸数で)。