いずみの会 活動記録

板橋区泉町に計画された、ワンルームマンションを許さない住民運動です!

いろいろ心配 質問その6+業者からの回答その6

6.その他  

2回目の説明会で、M氏から「この計画が失敗すればわが社は、つぶれるかもしれない」との発言がありました。この計画を決めたのは社長だとのことですが(一回目の説明会で複数の社員の方から発言)貴社の運営状態は大丈夫なのですか?

        

6.弊社の運営状態には全く問題がありません。

回答へのコメント

質問6は、愚問です。つぶれそうですかと聞かれて、はいそうですなんて言うわけないですから。説明会に出席した一人(中堅どころか?)がポツリと、そんなことを言ったのです。社員たちはこの計画が無謀であることに気がついているのかもしれません。

 

いろいろ心配 質問その5+業者からの回答その5

5.説明会における貴社の社員の態度について  2回にわたって住民に対する説明会が行なわれたが、いずれも紛糾しました。  住民側から質問が出ても、区の規定どおりにやっているというだけで、一切耳を傾けようとしませんでした。司会のK氏はしばしば、「何があっても計画通りにやる」「このまま話しても平行線のままなのでこれで終わりにする(と言って席を立とうとする)」などなど、居直りとも脅しとも取れる言動が見られました。これが真摯な説明会と言えるでしょうか?  音声を録っておられたようなので(住民の側も同様)、社長はお聞きなったと思いますが、この説明会の社員の態度に関してどのような指導をされましたか?

        

5.近隣の皆様方から計画の白紙撤回等の意見が出されたため、『その状態で話し合いを続けても、平行線のままで仕方がない』ということをKが伝えようとしたところ、言葉が足りずに誤解を招いてしまった事と思われます。

録音を聴きましたが、決して『居直り』や『脅し』には聞こえませんでした。しかし今後はこのような誤解を招かないような話し方をするよう、指導を徹底いたします。

 

回答へのコメント

住民説明会ではこの業者さんの態度にはほとほとあきれ返りました。大規模な高層住宅を建てる場合は、必ず住民説明会を開かなくてはいけないのですが、開きさえするばいいと思っているようでした。白紙撤回以外にも、住民側から細かい質問・要望が出ましたが、最後は結局「計画通りやります」なのです。

 

いろいろ心配 質問その4+業者からの回答その4

業者さんへの質問4問目です。

4.この計画に対するマーケティングについて  泉町地区は駅近でもなく、1~3の内容からも、ワンルームマンションには立地条件がかなり悪いと言わねばならない。ファミリー世帯が多いとは言え、高齢者の単身世帯も多く、気の利いた飲食店など近くにはありません。若い人たちに人気があるとは言い難い。この地区にワンルームマンションを建てて採算が合うのでしょうか?  東京オリンピックに向けて、民泊などの需要を当て込んでいるかもしれないが、オリンピック不況などという言葉もあるように、オリンピックが終わった後のことはどう考えますか?  計画の前にどのようなマーケティングをされましたか?

          ↓

この場所にマンションを立てて採算が合うのかどうかは、土地の価格*1建物の建築費、及びマンションの家賃設定等で決まるものであり、弊社としては採算が合うと考えて事業を進めておりますが、その根拠、具体的な手法等に関しては企業として公表できません。

なお、現在は民泊としての利用は考えておりません*2

脚注等ブログ主による

 

回答へのコメント

要するに、マーケティングなどやってないということでしょうか?やっていたら、単身者には不向きな街であると分かるはずです。板橋区泉町は、「帰って来る街」です。家族がごはんを作って待っていてくれる、あるいは帰って家族のためにご飯をつくる街です。ミニキッチンではろくに料理もできません。

*1:この土地は入札によってこの業者が買い取ったそうですが、入札になると大体ワンルームマンションのディベロッパーが勝つそうです。一番高値をつけるということですね

*2:民泊の需要が大きいとか、セールストークに使うのではと心配です。

いろいろ心配 質問その3+業者からの回答その3

質問3つ目、業者側の回答も一緒に載せました。

3.計画している建物の構造について  

 合法すれすれの状態で敷地いっぱいに計画されており、北側に2階建ての住宅が多い中で、5階、6階建ては周囲に相当な威圧感を与えるものと思われます。また4m道路を挟んで、A・Bと分かれるため、それぞれの建物により日影規制のぎりぎりまで影が作られ、両方の建物に日照がさえぎられる住宅に対する配慮がない。これは法の網目をかいくぐる行為ではないですか?通常日照の問題にからんで、敷地の北側に駐車スペースを配置するものですが、B棟の計画では逆になっています。  計画自体に欠陥があると言わざるを得ません。全面見直しはできませんか?

              ↓

回答

3『日影規制ぎりぎり』とのご指摘ですが、都内に於いて日影規制に余裕を持たせた建物はめったにお目に掛かれません。*1また敷地が広い為、5階、6階の建物を計画していますが、建物周囲には相当な面積の空間を設け*2、なるべく圧迫感を与えないように考慮しているつもりです。

一般的に北側に駐車スペースを配置しているマンションは、建物をそのように配置しないと日影規制、高度斜線等に適合しない為、北側を空けているに過ぎないと*3推測されます。

新しい建物が建つことによる、不安なお気持ちはお察し致しますが、この計画自体に欠陥があるとは思っておりませんので、どうかご理解下さい*4

※アンダーライン、脚注ブログ主による

 

回答へのコメント

両方の建物に日照がさえぎられる住宅に対する配慮がない。という質問に一切答えようとしない。『不安な気持ちをお察し』してるならなぜ答えようとしないのでしょうか?

*1:こういうのを日本語では居直りと申します。

*2:相当というのはたくさんと言う意味でなく、それなりのという意味らしい

*3:敷地が広いため、南北どちらにでも駐車スペースを作れるのですが、何故か南側に作っています。

*4:住民の言う事など聴く気がないとき『理解』という言葉を使うようです

いろいろ心配 業者からの回答その2

住環境を乱すのではないかと恐れる住民に対する答えは以下のようなものでした。

  質問状を拝見しますと、ワンルームマンション及び単身者に対して相当な偏見*1を持たれているようにお見受けいたします。 

『重大な事件があった場合どのような責任をとるのでしょうか?』と書かれていますが、最近の重大事件に関して言えば、千葉県我孫子市の女児殺害事件の犯人は家族を持った元保護者会長であり、福岡母子殺害事件の犯人は家族の警察官で、その他の事件を見てもワンルームマンションに関係した事件は見当たりません*2。よって『重大事件』と『ワンルームマンション』を関連付ける想定は到底納得出来るものではなく、この様な質問にはお答えできません。

弊社は他のマンションでもしっかりとした管理を行なっており、全く問題は無い*3と考えております。

※アンダーライン、脚注はブログ主による

 

回答へのコメント

 ワンルームマンションならではの殺人事件と言えば、記憶に新しいのが、潮見の若い女性のバラバラ殺人事件です。これも空室の目立つワンルームマンションで、犯人は同じ階に住む独身男性でした。この事件を受けて、ワンルームマンションにかかわる管理会社などは震え上がり、防犯カメラの数を増やすなど対策に走りまわったはずです。業者として知らないというのはありえないし、本当に知らなかったとしたらもっと問題です。

 他にも大阪市西区の幼児置き去り事件。中野区の劇団員女性殺人事件もワンルームマンションが現場でした。

 

 

*1:単身の居住者の問題点には一切触れず、偏見と決め付ける。こういうのを無責任というのではないでしょうか

*2:何を見ているのかと、あきれます。

*3:住民説明会でも、このように何でもしっかりやります、適正にやりますと言うばかりで、具体的にどうやるのか答えがほとんどいない

いろいろ心配 質問その2

業者さんに向けた質問2問目です。

2.板橋区泉町の住環境について

板橋区泉町地区は、かつて工場が多く進出していたが、現在はそれらもほとんどが郊外に移転し、主としてファミリー向けの住宅地として人気がある。しかしながら、投資用ワンルームマンションしかも総戸数213というのはこの地区では前例がない。単身の居住者は地元民と違い地域に対する愛着に乏しく、ルールを守らないものが続出する可能性があります。これはこの地区の閑静な住環境を乱し、地域の安全を脅かすことになる。貴社の予定している、昼間、B棟にのみ管理人をおき、夜間は、警備会社まかせというもので対処しきれるわけがない。

手薄な管理で、重大事件があった場合どのように責任をとるのでしょうか?

A,Bと2棟に分かれており、総戸数213!私たちが調べた限り、この業者さんはこのような大規模なワンルームはさすがに初めてらしい。

いろいろ心配 業者からの回答その1

投資用分譲ワンルームマンションの資産価値に疑問を持たれるのは個人の自由ですが、弊社で販売しているマンションを購入された方には喜んでいただいていると自負しております。*1

 数多くある同業者の中には販売で迷惑を掛けている業者もあるかと思いますが、弊社では販売に関してそのような事が無いように指導しております*2

 また、その時の社会情勢や経済状況により、資産価値が増えたり減ったりすることは投資用マンションに限らず株や金なども同じであり、特に過去のバブルとその崩壊等、先を読みきれない時代に於いては、それらの投資に失敗した方がいる事は存じて上げております*3

※アンダーラインブログ主による 脚注はブログ主のコメント

*1:自負するのは自由だが(?)顧客満足度調査などしてないことがよく分かる。したならそう書くはず

*2:この業者の名前で検索すると、電話勧誘のしつこさ、逆切れなどのマナーの悪さを指摘する書き込みは群を抜いている

*3:30年以上の実績のある会社だそうで、そんな長きに渡り投資物件を扱っていてトラブルのないほうが不自然。こういうトラブルがあり、こう解決したという事例を挙げてほしかった